なぜ「玉子屋」は日本一愛される弁当屋なのか

日本一の愛される弁当屋玉子屋」のビジネスモデルについて学んだのでメモします。

※個人的なメモなので情報の信頼性は担保しておりません。

 

玉子屋」とは

  • 日本一の売上を誇る大田区弁当屋
  • メニューは一種類
  • 人気の理由は競合より食材が充実していること(⇒抜群のコスパ

弁当屋は考える「どうすれば安くて美味しい弁当を提供できるか」

 玉子屋では継続的なメニュー改善と顧客志向の原価構造を実現

 廃棄率を下げることで食材原価率を上げ、顧客満足度向上へ

  • 食材原価率は 50% ※競合は 30%
  • 廃棄率は0.1% ※競合は2%

継続的なメニュー改善と廃棄率低下をどのように実現しているか

  • 容器回収を回収してメニュー改善
  • メニューを一品化して廃棄率の低下を実現

容器回収でメニュー改善

  1. ランチタイム後に配達員が弁当容器の回収へ
  2. 残飯を確認して記録
  3. 残飯記録を元にメニュー改善 ※

  ※直接の意見よりも残飯の方が信頼できる顧客評価

メニューを一品化して廃棄率の低下を実現

 メニュー一品だからこそできる配送の効率化

  1. 遠方配送(遠方組)を先発、近隣配送(近隣組)を後発をする
  2. 遠方組は予定分に当日分も含めて多めに配送 ※
  3. 遠方組の配送後の帰社タイミングに合わせて近隣組と合流
  4. 遠方組の余りを近隣組が当日分として配送

  ※通常の弁当屋は各種弁当を配送ルート毎に配分を調整して発送

   玉子屋の場合は一種類なので種類毎の配分は不要

まとめ

 玉子屋では美味しい弁当を安く提供するために

 日々の業務から効率的にメニュー改善と顧客志向の原価構造を実現している